衣類の防虫剤について

 衣類の防虫剤には固形ケース入り、錠剤型、シート型など色々なタイプがあります。また成分的としては
  (1)パラジクロルベンゼン
  (2)ナフタリン
  (3)ピレスロイド剤
  (4)樟脳
の4種類に分類されます。
(1) パラジクロルベンゼンは安価で速効性があり、防虫・防カビ剤の他に、トイレなど
  の消臭芳香剤としても多用されています。しかし、発生するガスで衣類が黒ずんだ
  り、染色があせたり、黄ばんだりすることがあります。
(2) ナフタリンは直接手で触れると、赤く腫れたり炎症を起こすことがあります。
  製造過程で混入されるベンツピレンは発癌物質として知られています。
  衣類に移った臭いが抜けにくいので、最近はあまり使われません。
(3) ピレスロイド系防虫剤は、『無臭』ということで使用範囲が拡大している防虫防
  カビ剤です。ハンガータイプ、コーナータイプのパッケージやシート、洋服カバー
  につけたもの、さらにはダニ防止シートとしても利用されています。
(4) 樟脳はクスノキの芳香成分です。現在はのどあめ、うがい薬、歯磨用剤、皮膚外用剤
  に用いられています。比較的高価ですが、環境汚染の心配が最も少ないものです。
  樟脳をパラジクロルベンゼンやナフタリンと併用すると衣類を汚すことがあるので
  注意が必要です。

 防虫剤は、一般に有効成分が昇華(固体から気体に直接変化する事)という現象で、ガスがタンスなどに充満し潜んでいる虫に作用します。衣類をしまうときには、汚れやシミなどをクリーニングしておくこと、塵をブラシで払い落としたり、アイロンをかけるなどの手入れをした上で、防虫剤を使う事が必要です。また防虫剤を使う際には、防虫剤のガスが外にもれないように衣装ケースの蓋をしっかりすることが大切です。
 これらの有効成分は、目や鼻などの粘膜を刺激し、頭痛やめまい、胸のむかつき、嘔吐、耳なりなどを引き起こすこともあります。あまり顔に近付けて成分を吸い過ぎないようにする事が必要です。また小児の誤食に注意し保管場所には気をつけましょう。
 最近流行の無臭防虫剤は、無臭だからといって安全と思わずに、健康を守るためにも、説明書をよく読んでから使いましょう。

  くすの木 しょうのう
 

天然樟脳成分のみですから、大切な衣類の防虫に効果があると同時に、いったん付着した樟脳臭も大気に触れると分解が早く、衣更え後の不快感が少ないです。合成防虫剤や合成製剤を添加していませんし、その他天然製剤・精油なども一切添加していません。

  天然樟脳 溶点178.2℃ 樟脳量96%
  衣類の防虫用。(用途以外には使用しないで下さい)
効果的使用

衣類の洗濯を充分にし、付着した汚れを落として、清潔な状態にしたものに本品をお使い下さい。衣更えの時期には衣類保管場所の風通しを良くし、掃除をして防虫剤の効果を高める工夫をして下さい。
衣類を密閉した袋に入れ、その中に樟脳を使えば防虫効果を更に発揮します。

使用方法

フィルムを開封して小袋を衣類の上に置いて下さい。洋服ダンスに使用する場合は、タンス上部に接着テープなどで固定して下さい。

標準使用量 タンスの引き出し・衣類ケースに2〜3袋
使用注意

ほかの防虫剤と併用すると、衣類にシミができることがありますので、一切併用しないで下さい。本品は、天然樟脳結晶ですから、食べると危険です。

有効期間

フィルム開封後6ヶ月間(その後は小袋のままで、樟脳結晶が完全に気化して消滅するまで捨てないで、防虫補助剤・芳香剤などとしてご使用下さい)

保存方法

暗がりの涼しい所に保管して下さい。樟脳の特性として、時間が経つと包装内(フィルム内側)に結晶ができることがありますが、品質に変化はありません。
小児の手に届く所で保存しないで下さい。

内容量 80g(10g × 8包)
販売元

株式会社 りんねしゃ
         〒496−0044 愛知県津島市立込町2−27 TEL0567−26−3979

小箱サイズ 140 横35 高145
種別 雑貨品
原料原産国 中国産
箱詰 日本国

品名表示:タンスで防虫  くすの木しょうのう(上表面)

側面表示:天然植物防虫剤 楠木樟脳(上下側面)

            楠木の気孔から樟脳の香り(左側面)

バーコード:452726801224(右側面)

小袋表示:本品は天然樟脳ですから、食べると危険です。用途以外には使用しないで下さい。

防虫剤で洋服を大切に

季節ごとの衣類の交換、大変ですね。でも、湿気を取らずに収納したり、汚れがついたままにしておくと、シミや虫食いの原因になってしまいますから、手抜きは禁物です。頼りになる防虫剤も間違った使い方をすると、せっかくの衣類が台無しになってしまいます。

 そこで最後の仕上げ、防虫剤の正しい使い方をご紹介しましょう。まず、防虫剤にはパラ剤、ナフタリン、樟脳の3種類がありますから、洋服の種類や特徴で使い分けることが大切。

 パラ剤は揮発性が強く早く効き、防虫・防カビ効果があります。
 ナフタリンは防虫効果が抜群で、揮発性が弱い分パラ剤より長持ちするのが特徴。

 樟脳はおだやかな防虫効果で、万が一、薬が衣類にふれてもまず痛めることがありません。値段は高いですが、香りの良いのが特徴です。

 ウールなど一般的な衣類にはパラ剤かナフタリンを、シルクや毛皮などの高級品には樟脳が向いています。ただし、種類が違うのを一緒に入れたりすると、化学反応をおこして溶け、シミの原因になってしまうので注意しましょう。
 また防虫剤は気化して下の方へ下りていくので、衣装箱の一番上に置くのが原則。ウールのコートなどはポケットや襟の下にも入れれば、もう完璧です。